今夜ロマンス劇場で
最終更新:2022/10/13
コメディ感もありつつ、淡い恋愛が交互する映画。昭和ならではの世界観が好きで何度も見返している作品です。綾瀬はるかと坂口健太郎、北村一輝や本田翼、柄本明などなどそうそうたるメンバーがでている切ないラブストーリー作品です。モノクロの世界から出てきた映画の中のドSではちゃめちゃなお姫様が、いつも画面越しに見ていた坂口健太郎の目の前に出てきて、同じ世界で生活するうちに色々な色や物に触れ、なにもかもが初めてばかりのお姫様(綾瀬はるか)。そんなお姫様に振り回されつつも、ずっと恋焦がれていた映画の中の女性が目の前にいる牧野健司(坂口健太郎)が現実世界でも彼女に惹かれていく。同じく、日々生きていく中で牧野に恋心を抱くお姫様には、「現代の人に触れると消えてしまう」という秘密があった。牧野の幸せのために、消えてしまおうとするお姫様だったが、例え触れ合えなくても一緒にいると選択をする。公衆電話のガラス越しに手をかざしあったり、キスをする2人には発狂しました。そうゆう恋愛って映画、ドラマならではのものだなぁときゅんきゅんしましめ。純愛そのものです。お互いに触れ合いたくても触れ合えない切ない面も心が締め付けられます。昭和ならではの世界観だからこそ出来た映画だと思います。出てくる人の殆どが純粋な人ばかりで心が洗われました。ラストで私は泣きました。これは私は切ないけれども、ハッピーエンドの映画だと思います。歌も素敵なのでオススメの作品です!