プレデター
最終更新:2022/10/22
アーノルド・シュワルツネッガーのヒット作は色々ありますが『プレデター』は個性的な映画だと思います。南米ジャングルの中で見えない敵と戦うコマンド部隊をアクションができるのはアーノルド・シュワルツネッガーの俳優キャラクタとして適任だと思っています。シルベスター・スタローン『ランボー』のB面的な映画とも感じました。「プレデター」という未知の生物とアーノルド・シュワルツネッガーが生死を賭けてバトルするというストーリーです。「プレデター」の特徴は「ビームを放つ」「人を狩る」「透明になる」「血液が光る」など敵キャラの設定として素晴らしいと思います。狩った獲物の頭蓋骨を持ち帰る、死体の皮を剥いで吊り下げるなど凶悪で残忍な「プレデター」の怖さも倍増されています。また「プレデター目線」の映像は斬新だったと思います。1987年当時のサーモグラフィカメラは最新鋭の技術だったのでしょう。ふんだんに「プレデター目線」が使用されて「プレデター」のスペックの高さが覗えます。「狙った獲物は逃さない」正確な人間狩りをして頭蓋骨を集めるキャラは原始的な民族の風習でした。しかし、「プレデター」の仕業となると未来的な超人の所業に見えます。逆に未来的なな仮面の下の素顔はグロくて原始生物のようでギャップもあります。どうのようにして「プレデター」を倒すか、優秀なコマンド部隊の経験を生かした罠の作成過程も楽しめます。生身の人間が「プレデター」を倒すシーンは圧巻です。アーノルド・シュワルツネッガーのアクションよりも一体「プレデター」とは何者か?に注目してしまいました。