スタンド・バイ・ミー
最終更新:2022/11/6
「スタンド・バイ・ミー」は今でも評価が高い映画です。オレゴン州の田舎町で12歳の仲良し4人組が森にある死体を見つけ有名になろうと2日間の旅をするシンプルなストーリです。主人公たちは12歳の4人組なので子役並みの俳優陣です。当然、無名の俳優たちです。死体を見つけると有名になれるという発想はアメリカらしいと思います。死体を探しに行く行動は日本人にはありませんが日本でもヒットした不思議な映画です。少年期に冒険をしてみたかったと自分の過去を振り返えさせられることで映画が成功したのでしょう。この映画を見た時、大学生でバブル期もあって明るくワクワクしたことを思い出します。大人心を擽ることがテーマなのでしょう。最近、テレビで再放送されて観てみました。ネタバレはしているのか全然ワクワクしませんでした。「スタンド・バイ・ミー」以降に多くのヒット映画を観てきたことが原因だと思っています。特に日本では「ジブリ映画」「ディズニー映画」が連発ヒットしたため素朴な映画では刺激が足りなくなっているような気がします。現在の日本では「アニメ映画」しかヒットしない傾向です。日本人にとってハリウッド映画の存在感は無くなってしまったのではないでしょうか?面白かった映画を再び観ても楽しめない。あのワクワク感はどこにいってしまったのか?日本の映画界がわるいのでしょうか?それとも自分の感性が変わってしまったのでしょう?不思議な気分です。しかし、主題曲「スタンド・バイ・ミー」は当時と変わらずにこの映画を連想させる名曲だと思います。