マトリックス
この作品は、主人公であるキアヌ・リーブス演じるトーマス・A・アンダーソンはコンピュータプログラマーとして働いていました。しかし、実は、天才ハッカー「ネオ」としての裏の顔を持っています。そんなある日、ネオのもとに「起きろ、ネオ。マトリックスが見ている」というメッセージがパソコンに届きます。その後モーフィアスという男性と出会い、自分たちが今いる世界は実は仮想世界だということを知らされるのです。モーフィアスたちによって現実世界に連れ出してもらい、モーフィアスたちが世界をAIから解放するために戦っていることを知り、仮想世界から人間を解放するため、仮想世界を守るエージェントと呼ばれる黒スーツを着た人たちと戦いに身を投じていく――。が簡単なあらすじになります。公開当初、キアヌ・リーブスの拳銃の弾をよけるプロフィギュアスケーター荒川静香さんの「高速イナバウアー」のような動きが大変話題になり、テレビCM(予告編)を観ても、最初は、どんな映画なのか?わかりづらくて、2~3回と予告編を観るうちに、観たいと感じていました。従来のCGにはない、ワイヤーアクション、バレットタイムと言われる特殊な撮影方法とVFXを融合した「映像革命」といわれた作品なっています。2作目の『マトリックスリローデッド』の中盤の高速道路シーンは、広い敷地に実際に高速道路を作ってしまったり、キアヌ・リーブスの出演料は、全て制作スタッフに給与として還元されるなどのこともあったそうです。BGMも独特なコンピュータ音楽っぽさは、ありますが、ストーリーの邪魔になるものではありませんし、逆に、ストーリー引き込まれやすくなっていると思います。あと、2021年12月に『マトリックス レザレクションズ』も公開されたので、みなさんも機会があったり、変化のあるアクション映画に興味のある方は、『マトリックス』からご覧になってみてはいかがでしょうか?