ローマの休日
最終更新:2022/10/30
「ローマの休日」と言えば「オードリー・ヘプバーン」と名作というより常識レベルの映画と言っても良いでしょう。相手役は「グレゴリー・ペック」でコミカルな演技は必見です。トレヴィの泉や真実の口などローマの名だたる観光スポットが登場することからイタリア旅行で「インスタ映え」すること間違いありません。日本でも流行っている「聖地巡礼」の元祖はこの作品でしょう。某国のアン王女と新聞記者の1日の恋を描いたシンプルなストーリーです。オードリー・ヘプバーンが密かに城を抜けだし無防備にも路傍のベンチでうとうとしてしまう。オードリー・ヘプバーンのお転婆娘役の演技は可愛いの一言です。世界一可愛いハリウッド女優と言えばオードリー・ヘプバーンと答える人も多いでしょう。また、グレゴリー・ペックの紳士的な新聞記者役のジョー・ブラッドレーのキャラがこの映画を明るい作品にしています。自由奔放なアン王女とそれに振り回される新聞記者が立場を超えた恋人関係になっていく面白さがこの映画を有名にしたと思っています。視聴者はふたりが再開するラスト・シーンを感動的いや印象的と受け取るかはそれぞれでしょう。立場の違う男女の出会い、二人が起こす騒動、別れと再会、どれを撮っても名シーンです。ラストの王女の登場シーンは豪華で高貴なオードリー・ヘプバーンを名女優として決定付けたのではないでしょうか。これほど無駄なシーンがない映画はないと思っています。「ローマンホリデイ」こそ不朽の名作です。