タイタニックは実話。ただし生存者はたった710人。
最終更新:2022/8/31
タイタニックは実話です。1912年にイギリスからアメリカに向けて出発した。映画のかなりの部分が実話で、海氷の警告を無視して最高速度に近い速度で航海を続けていた。衝突事故から約3時間後に沈没し、1000人以上が死亡。生存者は710人だった。
この映画を見たことがない人のほうが少ないと思う。タイタニックは1900年代で最も成功した映画であるとともに私が小学生だった頃の欧米に対する恋愛観や家族間そして歴史に対する見方を位置づけたのではないだろうか。我々の観念常に存在する欧米または欧米風恋愛というのは映画に依存している部分が大きいが、タイタニックはその中でも最もロマンチックで憧憬の的となるような映画になってると思う。最初にタイタニックを見たときはこれが実は7日フィクションなのかわからなかった。というのも私は図鑑が好きでタイタニック号が実際に存在することを知っていたからだ。しかし実際にタイタニックの歴史と調べてみるとかなり脚色されていることがわかる。クリントイーストウッドが自身の冒険のための費用を稼ぐための映画だったからだ。クリントイーストウッドは National geographic の正会員である。つまりプロの冒険家だ。2000第2話日本の研究所が総力を挙げて達成できなかった開口深部への到達を一人で成し遂げている。彼の飽くなき探求心と海そして海がもたらすロマンへの憧憬はタイタニックに結実していると言っていいだろう。