パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
最終更新:2022/10/22
パイレーツ・オブ・カリビアンの人気シリース第二弾でジョニー・デップなど人気キャラの設定は織り込み済みです。前作の視聴者にはジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の性格や役割を理解することは容易だと思います。CGのクラーケンの登場は海賊映画らしさが出ていると思います。クラーケンは日本では馴染みが無いと思いますがヨーロッパでは伝説の怪物として有名なようです。ヨーロッパは大航海時代など日本にない歴史があるので日本人でもクラーケンの恐ろしさを知ることができました。「クラーケンってこんなに怖い存在なんだ」と理解できたことが一番印象に残りました。クラーケンに船が襲われるシーンは費用をかけている気もします。主題は「心臓をどっちが取れるかゲーム」の展開が長尺で創られています。ジャック・スパロウたち3人の闘剣シーンの尺は長い気がします。このシーンで映画が長いと感じる点の一つでしょう。ストーリー的に誰も傷つかないことが予想できるのでサックと終わって欲しいと思いました。デイヴィ・ジョーンズとクラーケンの運命を決める肝心な心臓があまり登場しないのでどこでジャック・スパロウとデイヴィ・ジョーンズの立場の優劣が決まったのか分かりにくい感じはします。「砂の壺」というアイテムも登場しますが重要性が解らないことも関係していると感じました。また「北を指していないコンパス」というアイテムの重要性もわかりません。最終的にコンパスはどうなったのか解らないこともあると思います。ラスト・シーンは素晴らしくジャック・スパロウの英雄ぶりが発揮できています。続編を思わせるアドベンチャー超大作だと思いました。