ソイレントグリーン
最終更新:2022/10/19
近未来を扱った映画で、実際は過去だが映画の設定だと未来にあたいする近未来の世界を扱った物である。ソイレントグリーンとは初めはプランクトンから生成して人類の食物不足を補う物として紹介されるが、主人公を扮するチャールストンヘストンがその本当の正体をあばくサスペンスSF映画に仕上げています。近未来における悲惨な未来と現代(昔)を回想して懐かしいと嘆くお爺さんと対象に主人公のたんたんたる行動が面白く、とくに食事のシーンが笑わせる場面になっている。なにはともあれチャールストンヘストンの演技が素晴らしい、あのベンハー・猿の惑星などで超有名世界的俳優がこのような、はっきり言ってB級映画で出演しているのが感銘をうけました。しかし、この映画の最後の落ちで、プランクトンから作る食物が世界の食糧難を助ける事が前提となっているわけですが、なんと食物素材が人間!でそこが衝撃的な最後の答えになるわけですが、そこは最後の怖い真相で終わるわけですが、なんかありそうで無さそうで怖いストーリーでもある。しかし、この映画全体を不気味な色調で仕上げている所がまたよく、観る方に恐怖感と現実感の両方を味わえる映画になっております。あまりぱっとしない感じの映画ですが、なかなか考えさせるストーリーでもあって原作者のアイディアがよく考えた物だと感心する。それにしては主人公扮するチャールストンヘストンは猿の惑星でもB級SF映画「オメガマン」でもそうであったが近未来の悲惨な世界によく出る俳優だと今さら思うのであります。