ひたすら映画を見続けた人が書いた珠玉の映画レビュー。
穴場映画、過激な映画、奇妙な映画あります

キャッツ

最終更新:2022/10/12
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うーん、何も無かったというか…なんか響くものも無く終わったかなぁ… 味の正体が分からないガムを噛み始めたら、確かに味はするから良いんだけど結局何の味か分からないまま噛み終わってしまったような…そんな気分だ(分かりづらいわ笑) 別段悪いと言うわけでも無いが良いと言うわけでもない感じ ミュージカルは未視聴で、前評判が悪いのも知っていたし、"ストーリーが無いようなもの"なんて話を聞いていたおかげがある程度すんなり受け入れられたのかなと。 話題になっている"猫人間"のビジュアルに関しては最初は気持ち悪さを感じたし、Gの描写も不快感を覚えたが次第に慣れてきたのか見れるようになってはきた。だが…と思う部分が後に出てくる。 後半の車掌猫?のタップや手品師猫の活躍、ジェニファーハドソンの"あの曲"など歌やパフォーマンスは素晴らしい部分があったし、イアンマッケランなどは流石の貫禄。 ただ、やはりミュージカル、舞台向きな作品なのかなと。歌やパフォーマンスにかける演者の熱量が伝わらなかったかなと。それに関しては"猫人間"のビジュアルも少し邪魔してしまったかもしれないなと。猫のビジュアルでの息づかいや動きの部分に違和感と言うか心地の悪さを覚えてしまった部分が少なからずあったのでそこが役者の頑張りが伝わらない要因になったかもなぁ(下手すればメイキング映像とかの方が伝わってくるかも?) 歌やパフォーマンス、美術面など悪くない部分はあったのだが、やはり映画化する意味というか映画化したことで広がることは無く、舞台向きな作品であることを再認識した作品。 ミュージカルが見たくなったから、ある意味成功?笑 猫のヴィクトリアが捨てられ迷い混んだのは個性豊かな猫たち、今宵は新しい人生を生きる一匹の猫が選ばれる特別な夜で… 続きは後々書きます(レイトショー終わりの感想は以上) オープニング、ここは人間を映さない方が良かったような気がします。 徹底的に猫の世界だけにした方が良かったのに…人間が映ることによって"猫人間"の不気味さが少し増えてしまったのかなと… "ジェリクルキャッツ"が歌い踊るオープニング、ここまではまだ猫人間のビジュアルに慣れてないのでクネクネとした動きに気持ち悪さを覚えるし(困惑しているヴィクトリアの心情を示すように)グラグラとして切り替わりの激しいカメラワークも居心地が悪い。 出てくる個性的な猫たちが繰り広げるパフォーマンス自体は歌声も含めクセの強さや各キャラクターの表現も演技も悪くはない。 ただ、やはりネズミやGの小さい奴らが出てくるくだりが少々気持ち悪い 特に大量のGが踊りさらにそれを猫が食べ…もう、しかめっ面で画面を見てしまう。 猫人間のビジュアルに関しては次第に慣れてくるし、毛並みの艶なんかもCG技術としてスゴいとは思うのだがやはり違和感というか"不気味の谷"のような変な感覚を覚える。 ひとつ一つのパフォーマンス、特に集団が動く場面や主となる1人のパフォーマンスに関してはじっくり、それこそ固定で見せてくれる方が作品として歌って踊る作品としては役者たちの熱量含めて届けることが出来たのかなと。ヴィクトリアの表情を見せるためなのか見たいなと思うパフォーマンスが見れないと感じる人もいたのでは? "泥棒猫"二人組やイアンマッケラン演じる"ボス"、前述の"車掌猫"などクセのあるキャラクターたちも魅力的ではあるものの、強いインパクトを残すこと無くパフォーマンスを披露しては主の物語からは消えてしまい…になるのは勿体ないかな。 広げるなら一人ひとりのパフォーマンスをじっくり見せるなり、そこに映画ならではの効果を使ってさらに魅力的に見せるとかがあれば映画化する余地がここにあったのか!なんてことになったのかも知れない ジェニファーハドソンが歌う"メモリー"予告でも使われており流石の歌声だったが彼女の再登場やそこに至るヴィクトリアの機微など伝わる部分が少なく、(事前にわかっていたとはいえ)ドラマ性も無いまま彼女が"選ばれた一匹"になったような感じを受けてしまう。 最後の観客への語りかけも良く分からんかった… ミュージカル版を見ていないし、そもそもミュージカルに馴染みがない自分には合わなかった作品だなと。 そして、このミュージカルを舞台で生で人間がパフォーマンスする様を見る機会があればまた改めてこの映画を見てみるのも良いかもしれない…そんな映画だった。 少なくとも今現在の感想としては…分かんなかったということ、そしてやはりミュージカルを生の舞台向きな作品なんじゃないか?と思ったことぐらいだったなぁ…

トム・フーパーリー・ホールトム・フーパージェームズ・コーデンジュディ・デンチジェイソン・デルーロイドリス・エルバジェニファー・ハドソンイアン・マッケランテイラー・スウィフトレベル・ウィルソンフランチェスカ・ヘイワードレイ・ウィンストンロラン・ブルジョアローリー・デイビッドソンマト・タリーラリー・ブルジョア
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ワイルドスピード
犬イチオシ
最終更新:2022/10/12
みんなの評価:3.7
『ワイルドスピード』は何といってもカーアクションから目が離せない映画です。ストリートレースなどスピード感あふれるレースにアクション映画らしいカーチェイスもあります。何といっても日本車が出てくるところも車好きを虜にしている映画の一つと言っても良いのではないでしょうか。映画自体のストーリーしましては、ヴィン・ディーゼル役の...(続きを読む)
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友だちのうちはどこ?
評価4以上
最終更新:2022/10/13
みんなの評価:4.0
『友だちのうちはどこ?』は、アッパス・キアロスタミ監督の、イランの映画です。お話自体は至ってシンプルです。地味で、お話の中に、大きな盛り上がりがあるわけでもありません。特別なことは何一つ起こりません。友達の宿題ノートを間違って持って帰ってしまった少年アハマッドが、ノートを返すために、遠くに住んでいる友達の家を探し回るだ...(続きを読む)
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今夜ロマンス劇場で
犬イチオシ
ヒット作
最終更新:2022/10/13
みんなの評価:3.7
コメディ感もありつつ、淡い恋愛が交互する映画。昭和ならではの世界観が好きで何度も見返している作品です。綾瀬はるかと坂口健太郎、北村一輝や本田翼、柄本明などなどそうそうたるメンバーがでている切ないラブストーリー作品です。モノクロの世界から出てきた映画の中のドSではちゃめちゃなお姫様が、いつも画面越しに見ていた坂口健太郎の...(続きを読む)
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LAMB
犬イチオシ
ヒット作
最終更新:2022/10/13
みんなの評価:3.5
アイスランドの羊飼い夫婦の間に舞い降りた羊と人の獣人。アダと名付けられたその赤子は、夫婦に大切に育てられるが……という奇妙なストーリーで始まる物語が「LAMB」です。とにかくこの、羊と人の子アダちゃんが可愛い!可愛らしく、明らかに人間ではない子だからこそ常に不安が観客につきまといます。本当に我が子として育てて問題がない...(続きを読む)
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デリシャスパーティプリキュア夢見るお子様ランチ
ヒット作
評価4以上
最終更新:2022/10/14
みんなの評価:4.0
もうとにかくブラペことブラックペッパー、拓海くんがかっこよくて!登場シーンは少なかったですが、幼なじみで片思いしているゆいちゃんとの絡みにはにやけてしまいました。特にキュアプレシャスに変身する前のゆいちゃんをブラペが助けたシーン!ブラックペッパーのゆいちゃんに対する「君とは初対面のはずだが?」がかっこよくてたまりません...(続きを読む)
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桜のような僕の恋人
最終更新:2022/10/14
みんなの評価:3.7
桜のような僕の恋人は写真家を目指していた朝倉晴人と美容師をしている有明美咲の二人の切ないラブストーリーです。物語は朝倉晴人が有明美咲が務めている美容院に行くとこから始まります。晴人は自分の髪を切ってくれていた美咲に一目ぼれします。それから晴人は美咲のいる美容室に頻繁に通うことになります。ある日晴人は美咲を花火大会に誘お...(続きを読む)
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ザ・フライ
ヒット作
最終更新:2022/10/14
みんなの評価:3.5
『ザ・フライ』は1986年のアメリカ映画で時代的に地味な作品だと思います。『ザ・フライ』は1986年のアメリカ映画で「シルベスター・スターローン」「アーノルド・シュワルツェネッガー」「トム・クルーズ」と綺羅星の如く大スターが大活躍していた時代です。その中で1958年に公開されたホラー映画『ハエ男の恐怖』のリメイク作品で...(続きを読む)
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清須会議
犬イチオシ
ヒット作
最終更新:2022/10/15
みんなの評価:3.7
今をときめく三谷幸喜が原作と脚本と監督を務めたユニークな邦画です。三谷作品はパロデイ要素が散りばめられているので毎回楽しみにしています。「清須会議」は羽柴秀吉と柴田勝家が主人公ですが4人の重臣たちのそれぞれの立場で彼らの言動をユニークに描いた娯楽映画になっています。三谷幸喜の作品は配役が豪華で脇役からもブレークする俳優...(続きを読む)
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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
犬イチオシ
ヒット作
最終更新:2022/10/15
みんなの評価:3.7
鋼の錬金術師が初めて映画になった作品です。通称無印版と言われる、原作とは違ったオリジナルストーリーが展開していくアニメ作品の続編が映画になりました。アニメ版では回収されなかった伏線が明らかになっていく展開となっています。初めに注意書きしておくと、この作品はしっかりと続編として作られているため、最近の映画作品ではよくある...(続きを読む)
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©️映画速報 2022