ターミネーター
最終更新:2022/10/28
「ターミネーター」と言えばアーノルド・シュワルツェネッガーの代表作や出世作と言っても良いでしょう。監督と脚本はジェームズ・キャメロンで大成功した映画です。「I'll be back(また戻ってくる)」のセリフは続編を含む以降の出演作を示唆することで有名になりました。この映画の成功はアーノルド・シュワルツェネッガーを悪役兼主役にしたジェームズ・キャメロンの脚本によるものだと思っています。未来の戦争で人類勝利の立役者として英雄となるジョン・コナーの母親のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を抹殺するために未来からサイボーグの暗殺者「ターミネーター」がロサンゼルスの現代にタイムスリップしてやって来た設定です。人類抵抗軍の指揮官ジョン・コナーの部下役カイル・リース(マイケル・ビーン)も登場します。しかし、カイル・リースは守られる側のサラ・コナーのハードなアクションに圧倒されてキャラが薄く感じます。また、カイル・リースはパイプ爆弾で爆破に成功したが爆発に巻き込まれて死んでしまいます。ラストまで生き残ってないカイル・リースの存在感は薄くしているのかも知れません。サイボーグの恐ろしさは上半身だけになってもサラ・コナーを襲って来ます。最後はターミネーターをプレス機に誘導して超合金製頭蓋骨を押し潰しで完全停止させることで激闘は終了します。オーラスはサラ・コナーのお腹にはカイル・リースとの子であるジョン・コナーが宿っています。映画「ターミネーター」はここでは終わっていない伏線回収は歴史的な名作と言えるでしょう。